U-NEXTでアンパンマンの第1043話近辺をみて顔汚れの割合を調べてみた
1歳の娘が夜寝ない時など、U-NEXTでアンパンマンをよく見ています。
U-NEXTにはアンパンマンチャンネルというのがあって、過去のTVシリーズの15話を1ヶ月毎に入れ替えているようです。
ふと、アンパンマンの顔汚れの割合が知りたくなって、集計してみました。
話数 | タイトル | 顔汚れ | アンパンチ |
---|---|---|---|
第1043話-B | ドリアン王女とポッポちゃん | ○ | ○ |
第1059話-B | クリームパンダとマグぼうや | × | ○ |
第1062話-B | ばいきんしらたき姫とスキヤキの里 | ○ | ○ |
第1068話-B | SLマンとオーロラ姫 | ○ | ○ |
第1069話 | カカオくんと化石の魔王 | ○ | ○ |
第1070話-B | アンモナイトくんとジャングルの塔 | × | ○ |
第1071話 | コキンちゃんのひなまつり | × | ○ |
第1072話-A | 氷の女王とふきのとうくん | × | ○ |
第1072話-B | カレーパンマンとマダム・ナン | × | × |
第1085話-A | しょくぱんまんとパジャマン | × | × |
第1085話-B | やきそばパンマンとアリンコキッド | × | ○ |
第1086話 | クリームパンダとなまいきナマコ | ○ | ○ |
第1127話 | アンパンマンと宇宙のブリキッド | × | ○ |
第1132話 | 黒バラ女王とビクビクちゃん | ○ | ○ |
第1170話 | ドキンちゃんとたまごひめ | × | ○ |
ちなみに、テレビの最新版は2017/03/19時点で第1349話だそうで、第1043話は2010/7/23のようです。
意外というか、顔汚れは15話中6話だけで、40%ですね。毎回汚れているイメージだったので、もっと多いと思っていました。この15話の選択はランダムとは言えないですが、ランダムだと仮定すると、n=15, p=0.4で二項分布の標準偏差σ= √(p*(1-p)/n)=0.13で、95%信頼区間は0.4±2*0.13=14%〜66%というところでしょうか。広すぎてなんとも言えないですね。もうちょっとデータを集めなければ。
ちなみに、アンパンチしないで終るときもあるんですよ。この15話の中では2話がそうですね。だいたい特殊なキャラがばいきんまんの行動を封印してアンパンマンが手を下す前にバイバイしています。今回の調査の中では『第1072話-B カレーパンマンとマダム・ナン』のマダム・ナンに注目です。
なぜかばいきんまんを尊敬しているマダム・ナンがばいきんまんをほめ殺しにして、バツが悪くなったばいきんまんはすごすごと退散します。
バツの悪いばいきんまんの顔、そして状況が飲み込めない人々の顔が必見です。
今回の調査では、アンパンマンの顔が汚れて取り替えて元気100倍になったアンパンマンが、アンパンチをしないというパターンは見つかりませんでした。私の記憶にもないので、あったらかなりのレア回だと思います。1000回以上もやっているアンパンマンなので存在するかもしれません。情報あったら教えてください。
生放送中に子供が乱入をベイズ統計学の面積図にしてみた
この動画は奥さんと見て楽しませていただきました!
その動画に出てくるお母さんをベビーシッターと勘違いした人がいるようです。まあ、だれでも勘違いはするものなのでそれはそれとして、ベイズ統計学の面積図の題材にちょうどいいと思ったので試してみます。
この記事に出てくる情報として、白人が白人意外と結婚する割合は7%だそうです。また、アメリカの白人率は72.4%だそうです。ベビーシッターを雇っている割合はわからなかったのですが、ここでは必ずベビーシッターさんがいて、奥さんとベビーシッターの人数比は1:1であるとしておきます。(ここに書いた数字は条件次第で全然違ってくるかもしれませんが、こういう設定であるということにして進んでしまいます。)
すると、白人男性の家にいる女性が『白人ではなかった』場合、奥さんである割合は約20%で、ベビーシッターである割合は約80%ですね。数値は適当ですが、まあ、人々の思っている先入観としてはこんなものなのかもしれません。
参考にしたのは下の本です。上に書いたような面積図でベイズ統計学を説明してくれてわかりやすいです。
サムネイル画像を見に行ったらその画像がなかった
この前見た記事がこれです。
はてなブログで表示するとちっちゃいグラフが見えますね。twitterだとこんな風に見えます。
このサムネイルのグラフを見て、統計でウソをつく法の怪しいグラフみたいだからチェックしようかなと思って。
で、クリックして表示してみたら、このグラフがないんですよ。
たぶん途中にある表をグラフにしたら同じものになるのでしょうけど、でも、無い、と。せっかく作ったのにサムネイルだけに使って本文には載せないものなのでしょうかね。(電通のようなプロだからこその作戦なのでしょうか)
サムネイルで気を引いたのだから、その画像は見せてほしいと思います!!
ちなみに、このエントリーのサムネイル画像は【私たち、無料です。】フリー素材アイドル MIKA☆RIKAからいただきました。あえて記事には載せていません。
安全な状態で挑戦したほうがいいという話
豊島区の区民作品展にテンセグリティを展示しました
豊島区の区民作品展に、手作りのテンセグリティを展示させていただきました。
豊島区の区民作品展に出したテンセグリティがちゃんとかざられてました。棚を一個もらえてうれしい。 pic.twitter.com/GOBYVtlQWz
— Akiya Mizukoshi (@Akiyah) 2017年2月4日
ここに写っている説明書きは、小学校に展示した時に書いたものです。
やや遠くから見るとこんな感じです。
小学校での展示の時はもっと小さいテンセグリティを展示して、存在感がなかったことが反省点でした。なので今回は大きい物を作ったのですが、こうしてみると会場は広かったので、もっと大きくても良かったのですね。(ただし、保管と輸送の問題があって、大きくするのは勇気がいります)
展示を見てくれた方からフィードバックがありました!!
今日拝見しました。ポヨポヨフニフニして面白かったです!子供も一緒にツンツンしてましたー https://t.co/438b1shtTR
— 山本 裕介 (@yusuke) 2017年2月4日
子供が遊べるものを作りたかったので、これはとても嬉しい反応です!!
イロモネア2017正月SP分析(1)
イロモネアが好きで、今年も正月SPを楽しんだのですが、見るたびに毎回『イロモネアのルールってどういう意味があるんだろう』と考えては、結論が出ないでいました。
そろそろ自分なりに決着を付けたくなったので、ひとまず録画してあった番組のチャレンジャーごとに写真をとって並べました。チャレンジャーは15組です。ついでに判定員(100人の観客から選ばれる)5人の番号の場面も撮っておきました。
こうしてみると、15組のチャレンジャーのうち10組がラストチャレンジまで進んでいるのがわかります。ここまでは結構行けるのですよね。
しかし、ラストチャレンジのクリア数は10組中1組です。厳しいですね。
おまけで撮っておいた判定員番号ですが、チェックしてみるとチャレンジャー15組に対する判定員5x15=75人は全員違う人でした。完全に無作為に選んでいたとして、たまたま75人が同じ人にならなかった、とは確率的にあり得なさそうです。
たとえば、最後のチャレンジャーの「チーム・ゴールドラッシュ」の判定員を5人選ぶ場合、今までの判定員経験者も含めて無作為に選んだとします(この5人の中に同じ人を選ばないというルールのもとで)。その上でそれまでの判定員経験者を一人も選ばない確率は、
で、これだけでも0.2%くらいなんですよね。
なので、たぶん同じ人が当たらないような仕組みで抽選しているのでしょう。とりあえずわかったことはここまで。続きは次回。
メロンとメロンパンは別に直交する概念ではない
「AとBは直交する」という表現を聞くたびに、
(´-`).。oO(本当にAとBは直交するのかな
とぼんやり気になっていました。
で、そういう機会がまたあったから軽くぐぐってみたら「直交する」に関してのブログを見つけました。
数学用語のorthogonal=直交がことばとして拡張されて、「依存関係がないこと」と言いたい時に直交と言うようになったのですね。
(´-`).。oO(本当にAとBは直交するのかな
という私の思いは、数学的に
直交=90度で交わる=内積0
あるいは統計的に
相関関係がない=相関係数が0
をイメージしていたので、拡張された『直交』という言葉についていけずに混乱していたようです。数学用語を日常会話で使うときに厳密な方をイメージすると困ることがあるということですね(「ありえない!」とかも同様に混乱した記憶があります)。
”直交する概念”という単語を目にして意味が分からず調べてみたら「正反対(180度)ではないけれど性質の異なる(90度)概念」という意味でなるほどなと。
— みりんぎ風調味料 (@miring_i) 2015年11月4日
こういうことらしいです。「直交する概念」と言われたら「逆ではない概念」とでも思っておけばいいのでしょうね。
でもあらためて検索してみると、もっと混乱している様子も見られました。
楽しいことと誰かに利益があることって別に直交する概念じゃないような気がするんだけど
— ところたん (@tokoro10g) 2016年10月3日
「別に直交する概念じゃない」という言葉が、逆ではないという意味で使われているようですが、「直交する概念」=「逆ではない概念」だったとすると
「別に直交する概念じゃない」= 「別に逆ではない概念じゃない」=「逆の概念」
のはずで、意味が逆になってしまっています(ややこしい、、、)。二重否定になって言葉がややこしくなったから間違えちゃったということなんでしょうけど、こうやって間違えている様子は探すと結構見つかるので、だいぶ言葉として広く適当に解釈されちゃっているのだなあと思いました。
私としては、直交の数学的な意味にこだわるのはもはや無理なので、「直交」は日本語ではもうテキトーに使う言葉にしちゃっていいのかなと思いました。
- メロンとメロンパンは別に直交する概念ではない
- 北北東と東北東は直交する概念
こんなふうに。
「直交する概念」と言われたら、なにかジョークを言っているのだなと思えばいい、と。
あんまり関係ないけど昔TMIXで作った負の相関Tシャツ。