アイス棒で12本のテンセグリティを作る。ダブルクリップによる改善編
の続きです。
このときは苦労したけど、ゼムクリップを使う方法を思いついてだいぶ楽になりました。
step1
step2
前回はダンボールの欠片と輪ゴムをジグにしたのですが、ダブルクリップで止めることで固定しました。最終的な形にならない状態から少しづつ組み上げられるので、だいぶ楽になります。
アイス棒で12本のテンセグリティを作る
の続きです。アイス棒6本のテンセグリティはだいぶ慣れたので前のエントリーのように作れるのですが、アイス棒12本のテンセグリティはまだ自分の中で作り方が定まっていないし、手探りで苦労しながら作っています。
下のように作っています。写真が何枚かあって、最後が動画です。
アイス棒6本のときと、流れは同じです。まずアイス棒の両端をハトメパンチで穴を開けます。その後、(ここが大変なのですが)ダンボールの欠片と輪ゴムをジグとして使って、なんとかがんばって12本を出来上がりに近い形に固定します。固定したらモビロンバンドをつけて、輪ゴムを切ってダンボールの欠片を外して完成です。
ジグを使ってアイス棒12本を形にするのがすごく大変で、もっといいジグがあれば楽できるのになーと思っていますが、まだいいアイデアはありません。
テンセグリティを10分でアイス棒とモビロンバンドで作る
最近はこのテンセグリティを好んで何度も作っています。
アイス棒6本の両端をハトメパンチで丸く穴を開けて、モビロンバンドを引っ掛けてテンセグリティにしています。出来上がる形がきれいになるので、大好きです。
アイス棒6本は輪ゴムで固定しておいて、モビロンバンドをつけたあとに輪ゴムを切って固定を外すのがコツです。
動画にしました。慣れたので10分で完成させています(ノーカットです)。
材料と道具
モビロンバンド。折径55mmのものを使っています。
アイス棒。娘が大量に買ったものを少しもらって作っています。
ハトメパンチ。上についている穴あけの部分を使っています。切れ味がするどいので、アイス棒に見事に穴を開けてくれます。
区民作品展に出す作品が完成した
やっと作品ができました。
30本のテンセグリティの周りに、12本のテンセグリティを4つくっつけた形になります。メタンに近い形ですね。30本のテンセグリティと12本のテンセグリティは3本の棒を共有してくっついています。つまり全体としては、30+(12-3)*4=66本の棒を使ったテンセグリティになりますね。
12本のテンセグリティの部分は、モノタロウの軽い紙管を使っています。30本のテンセグリティの部分は、S字フックをしっかりと固定したいので、セリアの紙パイプを使っています。
ちなみに、S字フックはダイソーのもので、輪ゴムに当たるのはモビロンバンドです。
あとは、この作品を会場までどうやって持っていくのか、それが課題ですね。
モノタロウの紙管は軽くていいけど、ダイソーS字フックがゆるいのが難点
テンセグリティの紙パイプをモノタロウの紙管に変えた
と書いたけど、66本の作品を作成中に全体が重くなりすぎることに気がついて、素材を変えてみようと思いました。
もともとはセリアの紙パイプで、2本で100円です。奥さんに言って、ラップの芯を貸してもらい、重さを測ってみました。
セリアの紙パイプ:60g
ラップの芯:40g
2/3の重さであることがわかったので、ラップの芯に変更することにしました。が、入手する方法がわかりません。色々探していたところ、モノタロウで紙管というものを売っていることを見つけました。
1本65円なので、十分安価です。コメント欄に軽めと書いてあったので、期待して予備も含めて70本を買ってみました。
モノタロウの紙管:25g
なんと、25gです。ラップの芯より軽い!
とてもいい素材を見つけることができました。いま作成中の作品はこれに置き換えていきます。
手前から、セリアの紙パイプ、ラップの芯、モノタロウの紙管
ノースフェイスのジオドームテント
バックミンスター・フラー博士の開発したジオデシック構造とテンセグリティ構造を取り入れ、THE NORTH FACEの「DO MORE WITH LESS」の思想を体現した4人用ジオデシックドームテントです。
だそうです。テンセグリティとはちょっと違いますが、テンセグリティを応用して商品化しているのはすごいですね。
動画を見ると組み立てるの大変そうにも見えますが、パズルみたいで楽しいかもしれません。