TableauのLOOKUPをいろいろな方向で計算して結果を見てみる
TableauのLOOKUPがよくわからなかったので、いろいろ試してみました。
データは今回用にわかりやすいようなのを作りました。このtsvファイルをTableauに読み込ませます。
LOOKUPを使った計算フィールドを作ります。
LOOKUP(SUM([数]), FIRST()+0)
LOOKUPで別のところに入っている値を取り出すのですが、FIRST()+0を使っているので一番左とか、一番上とか、とにかく探す範囲の一番最初の値を取り出します。この計算式をたくさん並べて、『次を使用して計算』をそれぞれ変えながら結果を見てみます。ちなみに『次を使用して計算』のデフォルトは『表(横)』らしいです。
こんな風になります。イメージをエクスポートすると少しみやすくなります。
一番上に出ているのが、データそのままです。わかりやすいように1から一つずつずらした数字が入っていて、余分なところは何も入れていません。
わかったことは、
- デフォルト(表(横))だと、一番左の値を使う
- 表(下)だと、一番上の値を使う
- ペイン(下)だと、小さい範囲の中で一番上の値を使う
- 表(横から下へ)だと、一番左上の値を使う
- ペイン(横から下へ)だと、小さい範囲の中で一番左上の値を使う
- 列1だと、列1『AB』のうちの最初(『A』のこと)の値を使う
- 列2だと、列2『あいう』のうちの最初(『あ』のこと)の値を使う
ふむふむ。表形式だと追いかけやすい。これがグラフだとよくわからなくなってくるんですよね。それはまた後で調査します。