TableauでLOOKUP()とZN()で空のセルにゼロを入れる件
Tableauで空のセルにゼロを入れるにはLOOKUP()とZN()を使うらしいのですが、意味がよくわからなかったので試してみました。
csvファイルはこんな感じ。
DATE, NAME, COUNT
2016/02/01, AAA, 5
2016/03/01, AAA, 3
2016/01/01, BBB, 2
2016/02/01, BBB,
DATEが1月、2月、3月、NAMEがAAA、BBBのデータがあります。BBBの2月はデータはあるように見えるけど、空欄になっています。さらにAAAは1月が無いし、BBBは3月が無いです。
Tableauに読み込ませて、
ワークシートに移動します。
テキスト表を使って適当に表示させるとこうなります。
この状態だと空のセルがあります。ここにゼロを入れたいのです。まずはZN()を使ってみます。ZN COUNTという名前でZN([COUNT])という式の計算式を作ります。
こうすると空欄だったBBBの2月が0になりますね。ZN()は式がNULLでない場合はそのまま返して、それ以外は0を返すのだそうです。でもまだ空のセルが残っています。
つぎにLOOKUP()を使います。ZN LOOKUP COUNTという名前でZN(LOOKUP(SUM([COUNT]), 0))という式の計算式を作ります。
すると、空のセルがなくなって、空だった部分にゼロがはいりました。LOOKUP()は本来こういう用途に使うわけではないようですが、バッドノウハウとしてデータがないセルを存在するように見せかけることができるようです。
下に書いた参考のURLには、LOOKUP()の別の用途も紹介されていますね。
参考