イタルダインフォメーション交通事故分析レポート No.118 高齢歩行者の道路横断中の事故

www.itarda.or.jp

最近知って、過去のもチラチラみてたイタルダインフォメーションの最新のものが出ていました。わかりやすくまとめられていてとても参考になります。

とりあえず冒頭のこのグラフだけでインパクト大きいです。

f:id:Akiyah:20161216011411p:plain

ここでは高齢者とは65歳以上という定義です。高齢者と非高齢者の比率も気になりはしますが、そういう細かいことは置いておいても、高齢者が夕方に死亡事故が集中しているのがわかって、ショッキングです。

この先を読むと、1000人あたりの死亡者数を高齢者/非高齢者で比べたり、事故の状況などを解説したり、8ページだけですが、なかなか読み応えがあります。興味ある方はぜひダウンロードして読んでみてください。

最後のまとめは、どうもここには書いていないデータも使ってのまとめらしくて、ちょっとだけ違和感ありました。道路を斜めに渡る人よりも垂直に渡る人のほうが死亡事故の人数は多いのに、斜めにわたらずに垂直に渡りましょうという結論になっていたり。たぶん、そもそもわざわざ斜めに渡る人は少ないのでしょうね。

というわけで、全体的にとても良い情報なのですが、たくさんグラフが出てきて数字が気になった時に、その元データをコネコネしたいけど、元データは置いてないんですよね。欲しいなー。紙の配布物をpdfにしてネットでも見られるようにしているというだけでとっても嬉しいくて大感謝なのですが、贅沢を言えば元のデータが見られたら嬉しいなと。

もっと言えばインターネットで見られるグラフや表は、その場でセルフBIツールでコネコネできたらいいなと思っています。近い将来そうなりそう、と期待しています。