警察庁の交通事故統計で年齢層別死者数の推移を見てみた→高齢者の死亡率↓

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この記事を読んで、65歳以上の交通事故死者数が横ばいだけど、高齢者の人数は増えているので死亡率はどういう推移をしているのか気になったので調べてみました。

統計|警察庁からe-Statの交通事故統計(平成28年9月末)Excelファイルのシートの3と4を見ました。とりあえず上記の記事よりも年代の区切り方が細かいので、それをグラフにしてみました。

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合計の人数が最初の記事と違いますが、もしかして集計の方法が違うのかもしれません。(ちょっと気になりますが先に進みます)

人数だけ見ると、どの層も減少傾向ではありますが、高齢者層の減少率は低そうです。

次に10万人当たりの死者数の推移を見てみましょう。

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おっと、こうしてみると、高齢者層の死亡率が確実に減っていますね。これは発見でした。人数のグラフで死亡者数があまり減少していなかったのは、高齢者の人数が増えていたからでしょうね。

なにが影響して交通事故の死者率が減っているのか私にはまだわかっていないのですが、この減少傾向は素晴らしいし、まだ減ってくれそうですね。

もしかして自動運転などが実現すればもっと安全な世界が実現されるのかもしれません。期待です。

e-Statのデータはニュースの記事よりも細かくて助かります。もっと扱いやすくなってくれたらなお嬉しいです。