100円ショップのペーパーファスナーと輪ゴムを素材にしたテンセグリティの作り方

最近は100円ショップのペーパーファスナー(というもの)を使ってテンセグリティを作っています。

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輪ゴムを使ってつなげるのですが、普通の輪ゴム(#16)だと大きすぎる場合があるので、#10、#12、#14、#16とそろえました。#10と#12は100円ショップではなくて文房具屋さんで買った共和のオーバンドです。

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では作り方を説明します。まず穴に輪ゴムを通して、

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ツノの部分に引っ掛けて引っ張ります。

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もうひとつのペーパーファスナーにも同様にくっつけます。ググると出てくるテンセグリティの作り方の説明ページではひとつのゴムの輪で何本かの棒をつなげていますが、このページで解説する方法は、ひとつの輪ゴムが2つの棒をつなぐのみです。この方が完成した時に安定するんですよね。

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テンセグリティの種類によりますが、ひとつの穴に何個かの輪ゴムを通すことになります。だんだん穴が狭くなってきて、輪ゴムを通すのが大変になってきます。

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↓この写真は、2本の棒で構成される一番シンプルなテンセグリティを作ろうとしています。

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できた。棒同士が接触しているように見えるので、テンセグリティっぽくないです。

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ほぼ同様に作った、3本のタイプのテンセグリティです。棒同士が接触していないので、テンセグリティっぽいですね。

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そして6本の棒のタイプも作りました。ひとつの穴に4本の輪ゴムを通すので大変です。

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これは30本の棒を使ったタイプです。#16の輪ゴムでは大きすぎて、#10か#12で作るとボールの状態を保てます。ちなみに、棒(ペーパーファスナー)は30本ですが輪ゴムは90本必要になります。

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ペーパーファスナーに輪ゴムを通してツノに引っ掛けるので、輪ゴムが外れてしまうこともないし、一本の輪ゴムがひとつの辺を構成するので、輪ゴムがずれて形が崩れるということもありません。だいぶ安定しているテンセグリティを作ることができます。特に30本のテンセグリティはぐにゃぐにゃしたボールとして蹴って遊ぶこともできちゃいます。

次に作りたいのはテンセグリティタワーですが、そのためにはもうちょっとタワーの構造を研究してみます。