テンセグリティの最近気づいた事(1) 最小単位のタイプAとタイプBとタイプB双対

趣味のテンセグリティはまだまだ作り続けているのですが、ここ最近で気が付いたことがいくつかあったので、メモしておきます。

ひとつ目は、テンセグリティの最小単位に2つのタイプがあることです。タイプAとタイプBと名づけました。

 

【タイプA】

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1本の棒に2本の棒がつながりますが、それぞれの棒が2本のゴムで結ばれます。合計4本のゴムが使用されます。2本の棒が左右対称につくので、出来上がりが整った感じになります。

 

【タイプB】

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タイプAと同様に1本の棒に2本の棒がつながりますが、チェーン状になって合計3本のゴムで結ばれます。中心の棒に対して2本の棒は互いにズレて付いているので、少し不安定な印象になって、それがテンセグリティ感をアップさせるような気がします。

 

今まではタイプAかタイプBかは作る形状によって決定されていると思い込んでいたのですが、どうやら、タイプAとタイプBは取り替え可能なようです。さらに、タイプBは左右を入れ替えた形にすると多面体の双対になるようです。双対についてはいずれ書きますね。

 

タイプAとタイプB、そしてタイプBの双対というパターンを見つけたことで、今まで以上に面白い形のテンセグリティを作れそうです。